潔癖症の彼はそもそも付き合うのがとても大変
世の中にはいろいろな人がいるんだなぁ、というお話。彼は潔癖症。簡単に言ってしまえば、ものすごく清潔なのだ。まず、家に帰ったら三回手を洗って、さらにアルコール消毒。服も全部着替えます。彼の中で「外は汚いものだ」というイメージがあるようです。もうこれは一種の病気と言わざるを得ません。外出するときだって大変です。電車に乗る際のマスク着用は当たり前。「誰が触ったかわからないし、きっと雑菌だらけだろう」ということで吊革には触りません。何にも触れずに直立です。「椅子だって、誰が座ったかわからないだろう」そういう理由で、座りません。そうなのです、彼に電車に乗る際、「何にも触れずに立っている」のです。電車が急カーブになって横揺れしても、彼は耐えます。しかし、一度急停車したときに、思わず目の前の吊革につかまってしまったそうです。そのときの彼の悔しい気持ちと不快な気持ちが入り交じった感情は表現しきれません。すぐに彼は次の駅で降りて、手を携帯用アルコールスプレーで殺菌したそうです。「一度、吊革につかまると、そこから付着した雑菌が全身にくまなく増殖する気がするんんだよ」そんな怖いことを言います。そんなホラー吊革はイヤです。大事件です。そんなことで、彼は恋愛も大変です。もちろん、女の子のことは大好きです。しかし、「彼女が清潔に保っているか?」ということは重要です。「ちゃんと風呂に入ってきたか?」彼女とデートで落ち合った瞬間に、そんなことを言う男性は潔癖症かすぐヤリたがっている変態男性のどちらかでしょう。そんなことを平気で言われるものですから、彼女のほうはよく泣かされます。「どうしてそんなこと言うの!」デート中に帰ってしまうのも一度や二度ではありません。デート中に手は繋ぎません。そして、キスのときは「彼女が歯磨きをした後」じゃないと絶対しないのです。ですから、彼の彼女というと「マゾ」な女の子しか務まらないんだそうです。「潔癖症男性はマゾ女性と付き合う」そんな法則は初めて知りました。